今後、たくさんの人を前にしてプレゼンや発表をすることは少なくありません。
そのような機会にしっかりと自信を持って自分の考えを伝えられるように、
日頃のレッスンで鍛えた「話す力」「正しい発音」を音読やスピーチで
発表しました。
そして、保護者の皆様にもスピーチの模様をご覧いただくことで、
今までのレッスンの成果を実感していただくことができました。
会場には台風前日の悪天候の中、3歳から高校生までの発表者とそのご家族が集合。
ドレスやタキシードでドレスアップしたWinBeメンバーと会場の中心に敷かれたレッドカーペット、
クリスタルのトロフィーなどが、コンテストの雰囲気を大いに盛り上げていました。
コンテストは、課題文を発表する「暗唱の部」と、”私の夢”をテーマにオリジナルのスピーチを発表する
「スピーチの部」の2部構成でおこなわれました。暗唱の部では、それぞれの英語レベルに合わせた
課題文を覚えて発表しましたが、覚えるだけでも大変な長文のストーリーを、それぞれが身振り
手振りをつけたり、手作りの衣装や小道具を使って演出したり、大いに工夫が凝らされていました。
会場を埋め尽くす人の前に立ってスピーチをするだけでも大変な緊張感ですが、
ほとんどのお子さまは間違えたり忘れたりすることなく、豊かな表情、抑揚をつけて堂々と
自信を持って発表していました。
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会場の雰囲気からはじまり、発表者入場、スピーチの発表、そして最後に表彰の模様など、全体の流れと雰囲気をご覧いただけます。 |
実際の発表において、一生懸命にスピーチするかわいらしさや、発音の良さ、プレゼン力、感情表現の豊かさをご覧いただけます。 |
発表後のインタビューで話を聞いてみると、本当はみんなかなり緊張をしていたそうです。
それでも、本番でちゃんと力を発揮できたのはWinBeとご家庭での練習の積み重ねがあった
からこそ。スピーチ部門で一位になった飯田宇翔くん(5歳)は、「毎晩、お父さんお母さんと
3人で飯田家スピーチコンテストをやって、本番の気持ちで練習したんだ。それで優勝でき
たから、本当に嬉しい!」と興奮して話してくれました。
”私の夢”をテーマにしたオリジナルスピーチでは、みんなが自分の夢について熱く語りました。
恐竜学者、医者、看護師、通訳、サッカー選手、ファッションデザイナー、折り紙アーティストなど、
夢は人それぞれ。でも多くのスピーチで共通していたのが、英語がその夢の一部になっている
ことでした。例えば、看護師になるのが夢だという子はただの看護師ではなく、「global nurse」に
なって日本語が話せない人も助けてあげたい、海外でも仕事をしたいと語っていたし、
星が好きで宇宙学者を目指している子は、世界の研究者と一緒に働くためにこれからも英語を
勉強する、と語っていました。“英語で勝負する人間よりも、英語を道具として勝負する人間を
育成する”というWinBeの理念が、この子どもたちの中で、確かに実現されている、と感動しました。
今回のイベントを通して、生徒様には「目標を持つこと」「目標に向かって
努力すること」「達成感」を、そして保護者様には「感動」を味わって
いただくことを大切にしてイベント運営いたしました。どの生徒様も大勢の
前でその日できる最高のパフォーマンスを発表し、様々な感情を経験でき
たと思います。参加した生徒様全員が主役になれるコンテストになりまし
た。来年はさらに多くの生徒様に「自信」をそして保護者様に「感動」を与え
られるようなイベントに育てたいと思います。
グローバルな人材育成のために大学入試や卒業認定にTOEFLの点数を
活用するという提言が出されるなど、英語を「話す力」、人に自分の
考えを伝えられる力の必要性は今後ますます高まっていく傾向にあります。
今回、見事なスピーチを見せてくれた子どもたちの中から、
先日のオリンピック招致のプレゼンのような世界の大舞台で発言できる
お子さまが出てくることも夢ではありません!
今回のスピーチコンテストのテーマは、『表現力』と『プレゼン力』。聞いている人に伝わるように物事を伝えること。緊張・物怖じすることなく大勢の人の前でプレゼンできるようになることを意識して、子どもたちに頑張ってもらいました。WinBeでの頑張りが、大人になったときに役立つことを願っています。